日曜診療を行っております熊本市帯山にあるアイ歯科矯正歯科クリニックです、患者様へ安心して通院していただけるように夜間診療・日曜診療を行っております。お仕事に支障のない様に仕事帰り・お休みの日にゆっくりと診療をお受けいただけます。

矯正歯科の症例

■成人矯正事例

叢生(歯並びがガタガタ、八重歯)

主 訴:ガタガタ、八重歯が気になる
診断名:叢生、犬歯低位唇側転位
年 齢:15歳2ヵ月
治療に用いた装置:マルチブラケット装置
抜歯部位:上顎両側第一小臼歯、下顎両側第二小臼歯
治療期間:2年4ヵ月
治療費概算:精密検査、診断料 44,000円
      基本施術料(ホワイトブラケット使用)605,000円
      処置料(5,500円×28回)154,000円
      合計:759,000円
      ※上記の金額は税込み表記です。
副作用:歯根吸収や歯肉退縮などの副作用なし。


■小児矯正事例

小児矯正治療は症例にもよりますが、顎・顔面の発育過程で機能的要因がもたらす骨格的な問題への移行を防ぐため早期から治療を必要とする場合があります。 もし、お子様の歯並びに気になる部分がございましたら、お気軽にご相談ください。

受け口(前歯の咬み合わせが逆、下顎が出ている)

下顎前突症(反対咬合、受け口) 小児矯正治療(T期治療)

主 訴:前歯の咬み合わせと下顎が出ているのが気になる。
診断名:機能性を含む反対咬合
年 齢:9歳3ヵ月
治療に用いた装置:舌側弧線装置、チンキャップ
抜歯/非抜歯:非抜歯
治療期間:5ヵ月(前歯部被蓋が改善するまでの期間)
     ※T期治療(永久歯交換終了まで)の期間は5年
治療費概算:精密検査、診断料 44,000円
      基本施術料(T期治療)286,000円
      処置料 【被蓋改善まで】(5,500円×5回)27,500円

      (被蓋改善後の経過観察)(5,500円×18回)99,000円
      ※経過観察は4年間(3カ月に1度)の場合       合計:456,500円
      ※上記の金額は税込み表記です。
副作用:歯根吸収や歯肉退縮などの副作用なし。


これらの治療に通常必要とされる一般的な治療内容について

 小児矯正(T期治療)では、主に機能的顎矯正装置(取り外し式の床装置など)を用いて歯の移動や成長のコントロールを行います。また、成人矯正(本格矯正、U期治療)では歯面に接着させて用いるマルチブラケット装置(メタル、プラスティックおよびセラミックのブラケットとワイヤー)を使用し、歯並びを改善していきます。


当院での矯正治療に関する標準的な治療費について

■小児矯正(T期治療):治療期間目安:主訴改善まで6ヵ月、主訴改善後、成長および永久歯交換の経過観察3年(3ヵ月に1回)の場合(治療回数:18回)
精密検査、診断料:44,000円+基本施術料:286,000円+処置料:99,000円(5,500円×18回)=429,000円
※ 上記の金額は税込み表記です。
仕上げの本格矯正(U期治療)に移行する場合は、U期治療にかかる基本施術料から小児矯正(T期治療)にかかった基本施術料を差し引いて治療を行います。
 なお、患者様の不注意による矯正装置の紛失、破損については修理や再製料を申し受けることがあります。
■成人矯正(U期治療):治療期間目安:1〜4年(治療回数:12〜48回)
精密検査、診断料:44,000円+基本施術料:572,000円(メタルブラケット)〜605,000円(ホワイトブラケット)+処置料:66,000円(5,500円×12回)〜264,000円(5,500円×48回)=682,000円〜913,000円
※ 上記の金額は税込み表記です。
なお、患者様の不注意による矯正装置の紛失、破損については修理や再製料を申し受けることがあります。


治療のリスクや副作用について

 矯正治療を受けることによって得られるメリットはたくさんありますが、その反面起こりうるデメリットもあります。よく理解した上で治療を受けるようにしましょう。

@ 個人差のリスク

歯の動き方には個人差があります。また、最初は矯正装置による不快感や痛み等を伴うことがありますが、数日間〜1、2 週間で慣れることが多いです。なお、装置の使用状況や定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響を及ぼします。そのため、予想された治療期間が延長することや当初予定した治療計画を変更することもあります。詳細は主治医によく相談された上で治療を開始しましょう。

A 虫歯・歯肉炎について

治療中は、装置が付いているため今までよりも歯磨きが難しくなります。そのため、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。

B 歯根吸収について

もともとの歯並びやそれを治すにあたっての歯の移動量にもよりますが、歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、もともとの歯ぐきの状態によっては、特に前歯では歯ぐきがやせて下がることがあります。

C 金属アレルギーについて

金属アレルギーの不安がある方は、あらかじめ主治医に相談しましょう。また、矯正装置を装着したあとに、体にアレルギー症状が起きた場合もすぐに主治医に相談してください。

D 顎関節の症状について

治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。治療前にすでに顎関節に症状がある方は事前にご相談ください。

E 後戻りについて

矯正治療により歯並びがきれいになった直後は、新しい口腔内環境となった歯並びは元に戻ろうとします。これを後戻りといいます。矯正治療では動的治療(歯を動かす期間)が終わった後に、この後戻りを防止するために保定(新しい歯並びが元に戻らないようにすること)が必要となります。保定は動的治療が終了した年齢や個人の環境にもよりますが、保定装置(取り外し式や歯の裏から固定する装置)を用いて後戻りを防止しながら咬み合わせの安定具合をしばらく経過観察していきます。この保定期間は非常に重要であり、保定装置を指示通り使用しないと後戻りを生じる可能性が高くなり、再治療が必要となることもあります。